サラノバは、その栽培に高い技術を要します。
高品質で安心・安全な商品を供給するため、厳しい栽培基準をクリアした認定生産者のみに栽培が許可されます。
アグリグリーンが関東では初めての認定生産として認められています。
「サラノバ(Salanova)」は、英語の「Salad Innovation(サラダの革新)」という言葉から考えられた、全く新しいタイプのレタスの名前です。
このサラノバは、オランダの種苗会社ライク・ズワーン社が20年近い歳月をかけ、レタス株の葉数増やすこと、葉の1枚1枚を小さく、かつ大きさを揃えることを目標に、品種開発を行った結果誕生した画期的なレタスです。
サラノバは沢山の葉がついていて、花のように見えます。花びらを取るように1枚1枚の葉をちぎってサラダを作ってもよいのですが、芯の周りをワンカットすると1度にたくさんの葉がバラバラに分かれます。それを使えばすぐにボリューム感あふれる豪華なサラダが作れます。また、オークタイプ、クリスピータイプと様々な種類があり、各々異なる葉形、葉色、食味を有しています。この豊かなバリエーションはあなたの想像力を刺激し、サラダ料理をより楽しいものにします。サラノバは見て楽しい、料理して楽しい、食べて楽しい。そう、サラノバはサラダにイノベーション(革新)をおこす野菜なのです。
日本では戦後、食の欧米化によりレタスの消費が拡大し、サラダは一般的になりました。しかし、サラダに使われるレタスの種類は少なく、玉レタスが7~8割を占めているのが現状です。一方、海外ではバタビアレタス、リーフレタス、コスレタス、サラダ菜、オークリーフ等様々なレタスを用いてサラダや料理のバリエーションを楽しんでいます。
その様な世界的な流れの中で、サラノバはその利便性、多様性、高品質、良食味の特性が脚光を浴び、大きなトレンドとなっています。
サラノバはドイツのベルリンで毎年開催される世界最大規模の青果物流通イベント Fruits Logistica で、革新的な商品に与えられる Innovation Awaed(革新賞)を受賞しています。
このようにサラノバは、日本の固定化したレタス生産、消費、サラダに変革を起こすためにオランダからやってきた革命児なのです。
サラノバは熱に強い特性があります。熱い炒め物と混ぜ合わせたり、パスタの上にのせてもしなっとなりません。
しゃぶしゃぶにしても独特の食感を味わえ、美味しくいただくことができます。また、ベビーリーフの代替としても重宝します。
ご参考までにサラノバの主要タイプの栄養価を下表にて紹介をさせていただきます。
既存のレタス品種(特に玉レタス)と比べると鉄分、ミネラル、ビタミン等を豊富に含んでいると言えます。また、レッドタイプの品種は葉色が非常に色鮮やかで、通常のサニーレタスよりアントシアニン含量が高いと考えられます。
栄養成分 | サラノバ品種及びタイプ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
イグザクト グリーン クリスピー |
ダガマ グリーン オーク |
ザビエル レッド クリスピー |
フェルッカ グリーン バタビア |
玉レタス | グリーン リーフ |
コスレタス | |
鉄 (mg) |
1.4 | 4.3 | 4.0 | 3.5 | 0.3 | 1.0 | 0.5 |
カルシウム (mg) |
49 | 74 | 87 | 67 | 19 | 58 | 29 |
カリウム (mg) |
449 | 393 | 401 | 414 | 200 | 490 | 250 |
ビタミンA (μg) βカロテン |
1240 | 1820 | 1550 | 1020 | 240 | 2300 | 510 |
ビタミンC (mg) |
9 | 6 | 6 | 9 | 5 | 21 | 8 |